共生型サービスのホントのところ

世代間を超えた介護ケアの現状に迫ります。

共生型サービスで働く魅力

福祉サービスの施設は様々ありますが、これまで障害者向けのサービス施設と高齢者向けのサービス施設が同一になることはありませんでした。

障害者でありながら高齢者である人は、ひとつの施設で満足のいく福祉サービスを受けることができないという状態を改善するために生まれたのが、共生型サービスです。

共生型サービスが誕生したことによって、障害者向け施設でも高齢者の受け入れが、高齢者向け施設でも障害者の受け入れが行われるようになりました。
そうした動きは、利用者はもちろんスタッフにも良い影響を与えています。
共生型サービスの施設で働けば、介護ケアに関する多くの知識・技術を学べることはもちろん、さまざまな場面でやりがいを感じることができるでしょう。

共生型サービスの施設で働く場合、様々な年代・状態の利用者と接することになります。
その対応は難しいものでしょうが、同時に多くの経験をすることができます。
高齢者のみに向けた施設に勤めるより、はるかに多くのことを学ぶことができるため、より自分の理想とする介護の形を見つけられるでしょう。

また、新たな視点のやりがいが生まれることも魅力です。高齢者向けの施設は、高齢者が快適な生活を送ることを目的としている一方で、障害者向けの施設は、障害者が自立するための手助けを行うことが目的となっています。
それぞれ、目的も役割も違っているが故に、やりがいを感じる事柄も増えるというメリットがあるのです。

年代問わず、色々な人の介護ケアに携わりたいと考えている方は、ぜひ共生型サービスで働くことを検討してみるといいでしょう。共生型サービスの詳しい情報は、【高め合う介護「共生型サービス」】の中でまとめられていたので、ぜひこちらもアクセスしてみてください。